AMU NAGASAKI

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2024.05.27

日本の「布」をまとう楽しみ

古くから私たちの暮らしを支えてきた「布」。

その土地の歴史や文化、風土、つくり手の工夫によって一つひとつ個性のある布が日本各地で生まれました。

産地が長い時を重ねてはぐくんだ生地の美しさ、織りや編み、染めの魅力をシャツを入口に知り、好きになって欲しい。

そんな想いで作られたのが「布ぬのTシャツ」(税込:8,910円)です。

 

2024年の夏は

富山県、京都府、静岡県の3つの産地の布です。

今回はその一部をご紹介します!

 

〇ボーラレース(産地:富山県)

 

「ボーラレース 刺し子水玉」

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「ボーラレース 花」

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繊維業が盛んな北陸・レース工房、ルジャンタンによるつくりです。国内の刺繍レース生産が縮小する中、技術力と知識力でものづくりを続けています。

キリで生地に穴をあけ周りを糸でかがって仕上げているこの生地は上質感あるレース素材の一種。

水玉は刺し子のような太いステッチで、凹凸感があり、触れるととても楽しいです。

花柄はステッチが一色でおさえられており、甘すぎないデザインがすてきですね。

 

〇ラッセル編み(産地:京都府)

 

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経編みレースの製造工場、富士ニッティング。

創業から40年間で一万種類にのぼる編地を生み出しています。

その中から、明治時代の特殊なラッセル機を使って編まれた立体感ある生地を選び、中川政七商店オリジナルカラーに染め上げています。

よく見ると経糸が鎖状に連なっており、複雑な編みに思わず目が奪われるのですが、写真だと伝わりずらいですね…きらきらとした緯糸とからみ合い、実際に見るととても素敵なんです。

 

 

〇タックドビー(産地:静岡県)

 

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松尾織布が工場を構える遠州地域は織布や染色など分業工程の工場が集まる綿織物の産地です。

この地で生まれた「タックドビー」の技法は表と裏にちがう色の糸を入れて織れるのが特徴です。

こちらも写真では伝わりきらないですが、タックをめくると別の色があらわれるユニークな刺繍です。

一見シンプルなデザイン、そこに隠れた遊び心をお楽しみいただけます。

 

レディース、メンズに区別せず、M/Lサイズの展開です。

年齢・性別を問わず上品に着ていただけるゆったりしたシルエットに仕上げました。

素材は光沢感を生むシルケット加工をほどこした綿素材。

綿100%でありながら、シルクのような上質な肌触りで着心地も抜群です。

大人が着ても様になる、そんなTシャツです。

 

〇布ぬのエコバッグ(税込:5,500円)

 

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今年からエコバッグが仲間入り。B4サイズの書類や荷物が収まります。

個性あふれるデザインはプレゼントにもおすすめです。

 

さいごに、わたしのお気に入りはラッセル編みのTシャツです。

奥行きのある刺繍とポコポコした編地、何より配色が抜群に可愛いらしく、みなさんにも触れていただきたい一枚です。

何枚あっても困らないTシャツだからこそ、自分の好きな一枚が見つかった時の嬉しさはひとしおですね。

 

ぜひ店頭で実物をご覧になってみてください!

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