2025年9月、
みなさまのおかげでアミュプラザ長崎は
25周年を迎えることができました
これまでに生まれた色とりどりの出会い
その一つひとつが、この場所を
少しずつ特別なものにしてくれました
25年という時間が紡いできた
多くの出会いを振り返りながら
この先もみなさまがワクワクできる
そんな場所であり続けたい
世界はまだまだ面白い
みなさまと、長崎と、この先も
AMU NAGASAKI 25th ANNIVERSARY
アミュプラザ長崎の25周年は、
「世界はまだまだ面白い。」
をテーマに、アートを中心とした
ワクワクできる様な体験を発信します。

イワミズアサコ

ファブリックジョッキー(FJ)として世界中のファブリックとその生産やそれを身につける人を紡ぐアート活動を行う。
代表的なシリーズ「キメコミアート」は伝統・最先端ファブリックの廃材などを利用し言語や文化を超えポップに地球環境への意識を高めるシリーズとして多くの人を魅了してきた。
パリ・ロンドンなどでも展示会を実施するなど、その活動エリアは海外までおよんでいる。




およそ300年の歴史を持つ伝統工芸「木目込み人形」の技術をユニークなアートに昇華。
伝統的な布から最新の素材まで、世界中から集められた古着や廃材を素材として利用し、沢山の生地の中から色や柄を選び、ポップでお洒落な作品に仕上げる「キメコミアート」。
イワミズアサコが独自の手法で生み出した新しいアートワークの世界です。
本館1F ショーウィンドウ展示作品
25周年という節目にイワミズアサコ氏が制作したこの作品は、そんな歴史的な背景を持つこの街と
ともにあるアミュプラザ長崎と、今回また新たな扉を開く、という意味での「門」そして「門出」をイメージしています。
この作品の前に立った時に「これから色んなことが始まるんじゃないかとワクワクしてほしい!」
イワミズアサコ氏のそんな想いも込められています。
作品には、長崎らしいモチーフが
取り入れられています。
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龍
長崎の「龍」は、長崎くんちで奉納される「龍踊り(じゃおどり)」を代表する長崎の象徴的な神獣。龍踊りは、中国の雨乞いの儀式が起源とされ、長崎ではくんちの奉納踊りとして発展しました。
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鹿
長崎県には、県民獣として「九州シカ」が指定されています。また、佐世保市には鹿町という地名があり、これは平戸藩主が鹿狩りの際に鹿を待つ場所として「鹿待」と名付けたことに由来します。
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ハト
長崎市の鳥は「ハト」です。2019年4月に市制130周年を記念して、市民の投票によって選ばれました。ハトは平和の象徴として平和祈念式典で放鳥されるなど、長崎の平和への思いを体現する鳥として親しまれています。
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オシドリ
長崎県の鳥は「オシドリ」です。オシドリは夫婦仲の良い鳥として知られ、長崎県の県民鳥として認定されています。オシドリは、オスとメスが常にペアで行動する習性があるため、仲の良い夫婦の象徴とされてきました。
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猫
長崎といえば猫の街と言われるほど、非常に親しまれている動物です。特に、全国に比べ割合の非常に高い「尾曲り猫」は、「幸せをひっかけてくれる」というイメージから、とても親しまれています。
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ハート
長崎における「ハート」は、グラバー園や眼鏡橋のハートストーンが有名で、これらは恋が叶うという伝説を持つパワースポットとして知られています。
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ツバキ
長崎県に広く分布しています。中でも五島列島のつばきは全国的に有名です。つばきの実の生産は全国第1位になるほど盛んになっています。
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模様
出島から輸入された色んな物(ビードロ、唐紙、陶器など)の柄をステンドグラス風のアートに昇華しています。
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睡蓮(スイレン)
風水において調和と繁栄の象徴とされています。泥の中から美しい花を咲かせる姿が逆境に立ち向かう人の姿と重なるため、良い意味を持つとされています。
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芍薬(シャクヤク)
風水では「富と名誉と愛の象徴」とされ、仏教画のモチーフにも使われることがあり縁起が良い。
アミュプラザ長崎の25周年を記念して制作されたキメコミアートには、長崎に息づくファブリックを取り入れています。
今回の制作にご協力いただいた方々をご紹介いたします。
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小川凧店
長崎の凧(ハタ)
伝統工芸として受け継がれてきたハタ造りの工具などを展示し、全て手作業の制作過程を見学できる作業場も併設している資料館。
竹の選別から組み立て、和紙の染色、ビードロ作りまで、ハタ造りは全て手作業で行われており、手掛けられているのはハタ造り職人・小川暁博氏。
25周年を象徴するキメコミアートには、長崎の凧に代表される図案を取り込んでいます。- ■作品内の登場箇所
- 左右の縦帯上にのびるハートの中に「長崎の凧」の伝統的な柄を取り入れています。
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島原木綿保存会
島原木綿
藍染めの青を基調とした縦縞模様「島原木綿」は、400 余年の歴史があり、長崎県島原半島北部で盛んに織られていた織物です。その後第二次世界大戦時にその技術が途絶えてしまいましたが、昭和 62 年(1987年)、歴史民俗資料館落成の折りに復活の機運が高まり、地元のお年寄りのかすかに残る織りの経験と記憶をもとに見事に再興しました。
現在は「島原木綿織保存会」として次の世代へ繋ぐために、島原半島の緑深い山々、碧い有明の海そして清らかな水をイメージしながら織りに励んでいます。- ■作品内の登場箇所
- 中央に大きく描かれた提灯の「25」の一部を中心に、島原木綿を組み込んでいます。

作品展
会場:新館2F「靴下屋」横特設会場
アミュプラザ長崎の25周年を象徴するクリエイティブを制作したイワミズアサコ氏。
個展やグループ展、イベント参加など国内外を問わず勢力的にアート活動を行っている同氏がこれまでに
制作した様々な作品を期間限定で展示いたします。

ワークショップ
イワミズアサコ氏が、長崎のみなさまと共に「キメコミアート」をつくるワークショップ。
イワミズアサコ氏が収集した色とりどりの布で作品を制作し、体験と共に、作品をお持ち帰りいただきます。
- 会場
- 新館2F「靴下屋」横特設会場
- 参加費
- 1,000円(税込)
- 時間
- 第一部/-
第二部/-
※所要時間/約2時間程度 - 定員
- 各回8名
- 対象年齢
- 8歳以上
※保護者同伴の場合は7歳以下のお子様もご参加いただけます。
※事前予約制となります。後日予約ページを公開いたします。
